先日、久しぶりに実家へ帰省した時のこと。
ふとこんなことを思った。

そのへんに飾ってある謎の絵画
仏間に置かれてる得体のしれない壺
自分が子どもの頃に遊んでいたゲームやおもちゃ
中には、実は今スゲー価格で取引されてるお宝の1つや2つあるんじゃね?と。
てなわけで実家の捜査を開始。
結果的に、”なんとなくお宝っぽいモノ”を5品発見した。
今回はその5品を、先鋒・次鋒・中堅・副将・大将に分類。
ヤフオクで平均落札額を調べ、お宝かどうかを個人的にジャッジしていく。
果たして、『なんでも鑑定団』も真っ青のお宝はあったのか!?

先鋒:Jリーグカード
先鋒は「Jリーグカード」。
1990年代前半、カルビーのポトテチップスにおまけとしてついていたカードだ。
当時の日本は、Jリーグが開幕して空前のサッカーブームの最中にあった。
小学生だった著者も、例に違わずJリーグにどハマりしていた1人。
特にこのJリーグカードは血眼になって集めていた記憶がある。

価格は1袋50円くらいだったと思う。
たまに”当たり”のカードが入っていて、イエローカードは2枚、レッドカードは1枚で特製カードホルダーと交換できた。
”当たり”で交換できたカードホルダー。
Jリーグの「J」の字もないシンプルなデザイン。
ラモス、井原、武田、シジマール…
一時代を築いたレジェンドたちがズラリ。
カードは全部で106枚あった。
どれも現在は入手できない超レアカード。
これはマニア垂涎ものの一品なのでは!?
結果は…
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◆
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ヤフオクでの平均落札額は463円。
選手の直筆サイン入りカードは高値で取引されているものの、著者が持っている古いJリーグカードはほぼ無価値だった。

気を取りなおして次!
次鋒:デストロイアのフィギュア
1995年公開の『ゴジラvsデストロイア』。
次鋒は、その作中でゴジラと死闘を繰り広げたデストロイアのフィギュアだ。
映画を観に行った帰り道、おもちゃ屋で父に買ってもらった思い出の一品。
価格は2,000円前後だったと思う。
それから約25年経った今でもゴジラの人気は高いし、コアなファンも多い。
フィギュア自体は量産品だが、価値が爆上がりしてる可能性は十分ある。

結果は…
◆
◆
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ヤフオクでは1,000円前後で取引されていた。
古いフィギュアとはいえ、やはり量産品に価値はないみたいだ。

次だっ、次!
中堅:ビンテージもの(?)のフォークギター
中堅はフォークギター。
著者の母親が学生時代に愛用していたという一品だ。
母曰く、「買った時の値段は1万くらい」。
昭和中期の1万円といえば、現在の価値にすると10万円くらいが妥当だろう。(超適当)
それに楽器っていうのはワインなんかと一緒で、古ければ古いほど価値が上がるハズだ。(薄っぺらい知識)
なんか、ギターの内側にはシリアルナンバーぽいのも押されている。
期待できる。これは超期待できる!
結果は…
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ギターの正体は、「TAKEHARU GUITER(タケハルギター)」。
作曲家兼ギタリストの山本丈晴さんが1970年代にプロデュースしたギターで、いわば量産品。
ヤフオクでの平均落札額は9,277円だった。
とはいえ、ギター自体は紛れもなくビンテージもの。
当然、店頭販売はされていないし、ネットに出回っているタマ数も少ない。
とりあえず母には、「もう少し寝かしておくが吉」と伝えておいた。
副将:ハイパーボーイ
副将は「ハイパーボーイ」。
1991年にコナミが発売した、ゲームボーイをパワーアップさせるための周辺機器だ。
使い方はとってもカンタン。
ハイパーボーイ本体にゲームボーイをブッ刺すだけ。
⬆︎ここにブッ刺す

画面が大きくなる!
音の迫力が増す!
アーケードの操作感が味わえる!
といった感じ。
…しかし、実際には画面はたいして大きくならないし、スティックの操作性も最悪。
コツコツ貯めたお小遣いを全ブッパして購入した当時小学1年生の著者を絶望の淵へ追いやった。

そんなハイパーボーイの定価は5,800円。
Wikipediaにも記事がないほどのマイナー商品なので、プレミアがついている可能性は高い。
結果は…
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ヤフオクの平均落札額は6,893円。
発売時の値段とほぼ変わらず。
意外と市場に流通していたのかもしれない。

次だっ…! 次っ…!
大将:バーチャルボーイ
先鋒、次鋒、中堅、副将が相次いで戦死。
もうあとがない。
すべては大将に託された。

おわび
撮影した写真がブレブレだったので商品リンクを載せました。すいません。
(今度実家に帰った際に撮り直してきます)
バーチャルボーイは1995年に任天堂が発売した3Dゲーム機。
ゴーグル型のディスプレイを覗き込むことで、ゲームを立体映像で楽しめる代物だ。
VRゲームの先駆け的な存在だったが、評価は散々。
「酔う」「目が痛くなる」
などと発売と同時にいいだけ叩かれた。
実際、著者もプレイするとハンパなく酔ってしまい、結局、買って2、3回プレイしただけで押し入れ行きとなった。
そんなバーチャルボーイの定価は15,000円。
風のウワサで、「高値で取引されてる」って聞いたことがあるような、ないような…

マジ頼む…!
結果は…
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◆
◆
ヤフオクでの平均落札額は33,952円。
なんと、定価の倍以上で取引されていた。

調べてみると、バーチャルボーイが高値で取引されている理由は主に2つ。
❶ 全世界で77万台しか出荷されていない。
❷ 近年のレトロゲーム人気。
そんなこんなでプレミア商品となっていたのだ。
あるもんですね、身近なところに意外なお宝って。

購入価格 | ヤフオクの平均落札額 | |
先鋒:Jリーグカード | 1枚約50円 | 1枚あたり463円 (著者が持っているカードは無価値) |
次鋒:デストロイアのフィギュア | 2,000円前後 | 1,000円 |
中堅:フォークギター | 10,000円前後 | 9,277円 |
副将:ハイパーボーイ | 5,800円 | 6,893円 |
大将:バーチャルボーイ | 15,000円 | 33,952円 |
今回の検証でわかったこと
・量産品には価値がつきにくい。
・高値で取引されているのは「限定品」や「流通量が少ないモノ」。
・けど例外的に高値で取引されている量産品もある。
・取引価格は時代によっても変わる。
あとがき
はい。
というわけで今回は、「実家に眠ってるお宝ぽいモノ」の価値を調べてみました。
もうね、個人的にめちゃくちゃ面白かったです。
商品探しは子どもたちも手伝ってくれたのですが、その時点から大盛り上がり。
「パパー!これはー!?」「パパー! これって高そうじゃないー!?」なんつって。
また、”モノの価値”について考えるいい機会にもなりました。
価値があると思っていたモノに価値がなかったり、その逆も然り。
今後はヤフオクと上手く付き合っていかないとなーと痛感。笑

それでは今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました!
おまけ
実家を探索中、小学生時代の書き初めが出てきた。
(アホか)



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