カイジに『圧倒的』という言葉が何回出てくるか数えてみた。

 

 

2022年6月26日(日)

 

 

 

 

 

 

 

人気筆頭、❻タイトルホルダーは消し…!

ヤツは勝てない…!

阪神競馬場のタフな馬場、まして強敵揃いの中で…!

消し…! 自信の消し…!

 

 

結果ー。

 

 

 

 

 

 

 

ものの数分で消えた8,300円ー。

実はそのお金、著者が当ブログを通して初めて得た広告収入。

言うなれば、これまでの血と汗の結晶…

 

 

 

 

(思考が完全に養分)

 

 

 

 

てなわけで、向かったのは近所の漫画喫茶。

 

 

満喫に来た目的はただひとつ。

ギャンブル漫画の金字塔、『カイジ』を読破するためだ。

 

「農業のことは農民に聞け」

っていうように、ギャンブルのことはギャンブラーに学ぶのが一番。

『カイジ』を読み終えたころ、僕はギャンブラーとして大きく成長しているに違いない。

 

とはいえ、『カイジ』をフツーに読んだところで記事にならない。

てことで今回は、『カイジ』を全巻読むついでに、作中に”圧倒的”が何回出てくるか数えてみました




『カイジ』について

 

『カイジ』は1996年に連載を開始したギャンブル漫画。

連載先はヤングマガジンで、作者は『アカギ』や『銀と金』などでおなじみの福本伸行氏。

2022年現在も連載は続いており、単行本の発行部数は2,100万部にのぼる。

 

独創的なギャンブル、巧みな心理描写、手に汗握る攻防…

一度読んだら最後、ページをめくる手が止まらなくなること必至の名作だ。

 

そんな『カイジ』を語る上で欠かせないのが、”圧倒的”というワード。

 

引用:『賭博黙示録カイジ』10巻より

「圧倒的閃きっ…!」

「圧倒的優位っ…!」

「圧倒的感謝っ…!」

 

などなど。

とにかく、作中にこれでもかと”圧倒的”が登場する。

もはや『カイジ』の代名詞と言っても大袈裟ではない。

 

前置きはこの辺にして本題に戻る。

現在発刊されている『カイジ』は全部で82巻。

シリーズは6つに分類される。

 

タイトル 巻数 主な内容
賭博黙示録カイジ 全13巻 「限定ジャンケン」「鉄骨渡り」「Eカード」
賭博破戒録カイジ 全13巻 「地下チンチロ」「沼パチンコ」
賭博堕天録カイジ 全13巻 「変則麻雀・17歩」
賭博堕天録カイジ 和也編 全10巻 「友情確認ゲーム・救出」
賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編 全16巻 「ワン・ポーカー」
賭博堕天録カイジ 24億脱出編 既刊17巻(現在連載中) 「24億円を抱えての逃亡劇」

 

今回は、現在連載中で未完の『賭博堕天録カイジ 24億脱出編』を除く5シリーズ、計65冊を調査対象とした。

果たして、完結済の『カイジ』5シリーズには”圧倒的”が何回登場するのか?

 

(おそらく人類史上初となる)
調査を開始。

 

賭博黙示録カイジ(全13巻)

 

『賭博黙示録カイジ』のあらすじ

まともに働かず、自堕落な日々を過ごす伊藤開司(カイジ)。

ある日、そんな彼のもとに遠藤と名乗る金融業者が借金の取り立てに現れる。

借金なんて身に覚えのないカイジだったが、かつて保証人となった友人に裏切られてしまったのだ。

その後、「上手くいけば借金が帳消しになる」と遠藤の巧みな話術で巨大客船に乗せられたカイジ。

そこで彼を待ち受けていたのは、生死を賭けた壮絶なギャンブルだった。

 

第1巻。

結論から言うと、”圧倒的”は一度も登場しなかった。

 

見落としを疑って読み直したものの、やはり”圧倒的”の3文字はどこにも見当たらない。

「は? マジで…?」

満喫にいることを忘れて、思わず大きなひとりごとが漏れた。

 

イヤな気配を感じつつ、2巻の調査を開始。

なんと、またしても”圧倒的”の登場はなし。

にわかに信じがたいが、マジ。圧倒的マジ。

 

もしかして、『カイジ』ってそんなに”圧倒的”が出てこない…?

『北斗の拳』でケンシロウが北斗百裂拳を1回しか使ったことがないように、イメージだけが一人歩きしちゃった感じ?

なんだか不安になってきた。

 

しかし、続く3巻ー。

 

引用:『賭博黙示録カイジ』3巻より

 

ついにキタ!

33話目にして、初の”圧倒的”…!

「限定ジャンケン」にて、カイジらがカードの買い占めを行うシーンだ。

 

カイジ史上初となる”圧倒的”は、ナレーションによるものだった。

ぜんぜん主張しない、極めて自然な登場の仕方に少し驚く。

 

なにはともあれ、無事に”圧倒的”が登場してひと安心。

 

2回目の登場は4巻。

 

引用:『賭博黙示録カイジ』4巻より

 

「限定ジャンケン」中盤のワンシーン。

意外なことに、初めて”圧倒的”と口にしたキャラはカイジではなく、船井というたんなる脇役だった。

 

で。

肝心のカイジが初めて”圧倒的”と口にしたのは…

 

引用:『賭博黙示録カイジ』7巻より

 

7巻。

「鉄骨渡り」でのことだった。

 

こうして、『賭博黙示録カイジ』全13巻の検証が終了。

結果は以下のようになった。

 

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”圧倒的”の登場回数は15回

およそ1巻に1回ペースだ。

想像していたより、めちゃくちゃ少ない。

 

とはいえ、”圧倒的”がコンスタントに登場することを確認できたので無問題。

やはり『カイジ』と”圧倒的”は切っても切れない関係なのだ。

 

 

賭博破戒録カイジ(全13巻)

 

『賭博破戒録カイジ』のあらすじ

帝愛グループ会長・兵藤との勝負に敗れ、借金を1,000万円にまで増やしてしまったカイジ。

帝愛の囚われの身となった彼は、地下施設での強制労働を余儀なくされる。

だが、そこで知り合った仲間と協力し、不正で金をせしめる大槻との「チンチロ」対決に勝利。

20日間の外出許可を獲得した。

晴れて地上に出たカイジは、自身と仲間の借金返済のために裏カジノを探す。

やがて、1球4,000円のパチンコ台・「沼」と出会うのだった。

 

カイジシリーズで屈指の人気を誇る、こちらの『賭博破戒録カイジ』。

地下施設での強制労働〜「沼」との戦いまでが描かれている。

 

本シリーズ最大の見どころは、なんといっても物語のクライマックス。

カイジと「沼」の対決シーンだ。

 

引用:『賭博破戒録カイジ』11巻より

 

難攻不落の「沼」に、奇想天外すぎる攻撃を仕掛けるカイジ。

役物を破壊したりビルを傾けたり、もうやりたい放題。

対するカジノ側も、あの手この手を使って大当たりの阻止を試みる。

遠隔操作したり風のバリアを張ったり、こちらもこちらでやりたい放題。

 

引用:『賭博破戒録カイジ』12巻より

 

一進一退の攻防。目まぐるしく変わる戦況。

ツッコミどころも多いが、謎に中毒性が高い傑作シリーズだ。

 

また、

強制労働

ペリカ

「キンキンに冷えてやがるっ…!」

「圧倒的感謝っ…!」

 

などといった、『カイジ』を象徴するパワーワードが爆誕したのもこのシリーズ。

特に「圧倒的感謝っ…!」に関しては、感謝を示す最上級表現としてネットミーム化している。

機会があれば、ぜひみなさんも使ってほしい。

 

このシリーズを語ると長くなるので、さっさと結果発表に移る。

 

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10回

傑作と名高い本シリーズだが、”圧倒的”の登場回数は前シリーズを5回も下回る結果となった。

 

さて。

この時点で、調査開始から4時間以上が経過。

いつ登場するかわからない”圧倒的”に全神経を研ぎ澄ましているため、フツーに読むより何倍も時間がかかる。

 

さすがに集中力が切れてきたし、そろそろ腰も限界。

15,000ペリカ(円換算1,500円)を支払い、僕は漫画喫茶をあとにした。

 

もちろん、ここで調査を諦めたわけではない。

残りの3シリーズは…

 

 

帰り道にゲオで借りた。




賭博堕天録カイジ(全13巻)

 

『賭博堕天録カイジ』のあらすじ

「沼」の勝利から半年。

借金を完済して地下施設からも解放されたカイジは、またも堕落しきった生活を送っていた。

そんなある日、カイジのもとに地下施設時代の仲間だった三好と前田が現れる。

「勤め先の裏カジノの社長から、イカサマギャンブルで給料を巻き上げられた」

そうカイジに泣きつく三好と前田。

3人は結託し、裏カジノの社長・村岡から奪われた金をー。

ひいては、それ以上の大金を奪う計画を企てる。

 

はい、ついにきました。

変則麻雀「17歩」。

 

引用:『賭博堕天録カイジ』1巻より

 

麻雀を知らない人は置いてきぼりの内容だが、麻雀愛好家にとっては興奮必至の本シリーズ。

僕を含め、本シリーズに触発されて「17歩」にハマった読者も多いと思う。

 

実際、連載当時の「17歩」人気は相当なものだった。

うちの近所にある雀荘でも、「17歩杯」たるトーナメントが開催されていたほどだ。

それだけ「17歩」というゲームは完成度が高く、奥が深い。

 

ちなみに。

若かりしころの僕も「17歩杯」に参加したが、初戦で石田のおっちゃんみたいな中年男性に三倍満を喰らって敗退した。

 

話が逸れた。

『賭博堕天録カイジ』の検証結果を発表する。

 

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12回

これまでのシリーズと大差ない結果となった。

 

ただ、ここで僕はあることに気づいた。

それは…

 

うん、間違いない。

 

 

賭博堕天録カイジ 和也編(全10巻)

 

『賭博堕天録カイジ 和也編』あらすじ

「17歩」で村岡に勝利し、4億8千万円もの大金を得たカイジ。

喜びもつかの間、「17歩」で立会人となった兵藤会長の息子・和也に勝負を申し込まれる。

「今は限界まで突っ込む時…!」と、カイジはそれを承諾。

しかしー。

その後、決戦前の腹ごしらえで向かった和也が経営するレストランで、”人間の本質”を巡って2人の意見が対立。

急遽、日本人の光山、中国人のチャン、フィリピン人のマリオによる友情確認ゲーム・「救出」が始まった。

 

カイジシリーズ最大の異色作・『賭博堕天録カイジ 和也編』。

何が異色かって、本シリーズの主役は「救出」に挑む3人のアジア系男性。

カイジはそれを見守る側で、勝負にはいっさい参加しないのだ。

 

引用:『賭博堕天録カイジ 和也編』2巻より

 

カイジが勝負に参加しないことに加えて、本シリーズは全10巻。

他のシリーズと比べて巻数が少ない。

そのため、”圧倒的”の登場回数は大幅に減ることが予想された。

しかしー。

 

クリックで拡大できます

 

17回

『賭博黙示録カイジ』が持つ15回のレコードをあっさり塗りかえた。

 

しかも、「物語が佳境に近づくにつれて”圧倒的”の登場回数が増えていく」これまでの傾向から一転。

「序盤に登場しまくって、終盤に向けて徐々にペースダウン」

そんな新しいパターンを見せつけてきた。

こうなると、いよいよ傾向がわからない。

いや、そもそも傾向なんて初めからなかったのかもしれない。

とにかく、いろんな意味で衝撃的かつ破壊的なシリーズだった。

 

訂正してお詫び申し上げます。

 

 

賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編(全16巻)

 

『ワン・ポーカー編』あらすじ

友情確認ゲーム「救出」で、チャンとマリオを死の淵から救ったカイジ。

「エセの友情だ」と納得のいかない様子の和也だったが、結果的にチャンとマリオはカイジの仲間となる。

その後、本来予定していた勝負を行うべく巨大倉庫へと移動した一向。

カイジvs和也、ついに決戦の幕が切って落とされる。

 

検証作業もいよいよラスト、『賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編』。

本シリーズで行われるギャンブルは、カードを1枚しか使わない「ポーカー」。

数字の強弱で勝敗を決めるシンプルなゲームだ。

単純明快かつ面白いゲーム性もさることながら、カイジと和也の心理描写がとにかく秀逸な本シリーズ。

ポーカー経験者なら、「あーその気持ちわかるー!」と悶絶すること間違いなし。

個人的にも一番好きなシリーズだ。

 

引用:『賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編』
1巻より

 

そんな『賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編』、検証結果は以下のようになった。

 

クリックで拡大できます

 

16回

残念ながら、『和也編』のレコード記録(17回)にあと一歩及ばなかった。

 

というわけで、これにて『カイジ』全5シリーズの”圧倒的”カウントが終了。

総作業時間およそ13時間。

地下労働なみにキツく、ツラく、そして孤独な作業だった。

 

キンキンに冷えてやがるっ…!




”圧倒的”まとめ

 

全集計結果を以下にまとめた。

クリックで拡大できます

 

それでは結果発表に移る。

カイジ5シリーズ・全65巻に登場した”圧倒的”の回数は…

 

 

 

 

70回

 

 

 

 

 

衝撃の事実

『カイジ』にはそれほど”圧倒的”が登場しない。

(約1巻に1回の登場頻度)

 

 

圧倒的アワード2022

勝手に表彰式

 

”圧倒的”が最も多く登場したシリーズ

 

第1位は『賭博堕天録カイジ 和也編』。

登場回数は17回。

シリーズで最も巻数が少ない(全10巻)ハンデをものともせず、堂々の1位に輝いた。

 

先述したように、物語序盤での”圧倒的ラッシュ”が効いたカタチだ。

極めつけは、8巻での「圧倒的安堵!」怒涛の3コンボ。

 

引用:『賭博堕天録カイジ 和也編』8巻より

圧倒的安堵!

 

引用:『賭博堕天録カイジ 和也編』8巻より

圧倒的安堵!!

 

引用:『賭博堕天録カイジ 和也編』8巻より

圧倒的安堵!!!

 

同じ"圧倒的◯◯”が3回も連続したのは、後にも先にもこのシーンしかない。

 

順位 シリーズ名 ”圧倒的”の登場回数
1位 賭博堕天録カイジ 和也編 17回
2位 賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編 16回
3位 賭博黙示録カイジ 15回
4位 賭博堕天録カイジ 12回
5位 賭博破戒録カイジ 10回

 

 

”圧倒的”と最も多く言ったキャラ

 

第1位に輝いたのは、やはりあの男。

そう、カイジだ。

 

順位 キャラクター ”圧倒的”と言った回数
1位 カイジ 22回
2位 ナレーション 21回
3位 和也 8回
4位 利根川
村岡
3回
5位 兵藤
前田
チャン
ゼッケン10番(氏名不詳)
2回
6位 石田光司
一条
坂崎
船井
マリオ
1回

 

実は、1位のカイジと2位のナレーションとの差はわずか1回。

たんなる偶然だろうが、ギリギリでの勝ち方がなんともカイジらしい。

 

 

”圧倒的”のあとに続く、最も多く使われた単語

 

これはぜひ、みなさんも予想してから画面をスクロールして欲しい。

 

順位 ”圧倒的”のあとに続く単語 登場回数
1位 優位 5回
2位 リード 4回
3位 有利
安堵
3回
4位 解決
閃き
不利
事実
至福
手応え
大金
2回
5位 感情
感謝
制限
迂闊
優勢
大差
などなど…
1回

 

 

引用:『賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編』
2巻より

 

1位は「優位」。

シリーズを通してコンスタントに登場、安定した戦いぶりで1位に輝いた。

 

この結果、みなさんはどんな感想を持っただろう?

個人的には「安堵」か「閃き」が1位だとばかり思っていたので驚いた。

 

 

個人的に好きな”圧倒的”ベスト5

 

最後に、僕が個人的に好きな”圧倒的”ベスト5を紹介する。

決してディスっているわけではないのであしからず。

 

順位 セリフ
1位 圧倒的銀玉
2位 圧倒的注目事
3位 圧倒的に公開してるし!
4位 圧倒的に変っ!
5位 圧倒的に同様っ…!

 

以上、「圧倒的アワード2022」のコーナーでした。

 

 

再戦

ざわ… ざわ…

 

やれる…

今のオレなら…

『カイジ』を読破した今のオレならやれる…!

 

失った8,300円を…

いや…

それを遥かに凌駕する大金を掴めるはずだ…!

 

なにしろ…

タイミングよく振り込まれたんだ…!

2度目のブログ収益っ…!

 

11,000ペリカ(円換算1,100円)と少額だが…

これは天啓…!

神もオレの背中を押しているっ…!

 

やるぞ…!

再戦…!

リベンジマッチ…!

オレは必ず掴む…!

目がくらむような大金…!

圧倒的大金を…!

 

 

2022年7月17日(日)

 

 

 

 

 

間違いない…

この2頭で決まりだ…!

❶ハヤヤッコも気になるが…

消し…! 消しだっ…!

オレは自分の直感を信じる…!

 

 

結果ー。

 

 

 

 

 

 

もうヤメだ…

ギャンブルなんて…

 

ぶっちゃけ、ずっと前からわかってたんだ…

自分には、『カイジ』みたいな博才はないってこと…

それを認めたくない一心で、ただ闇雲に賭け続けていただけなんだ…

 

いい加減認めよう…

自分の弱さを…

才能のなさを…

 

全部認めて、明日からきちんと働こう…

コツコツ…

一生懸命…

そう…

それが一番… 一番なんだ…

 

 

 

翌日ー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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